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6/9 教室ノート
⚫︎指導者研究会に行ってきました。
今年も沢山のプログラムが企画されており、充実した時間を過ごしました。教室に置きますのでご覧ください。
また、一般公開プログラムは棋士である佐藤康光さんとスズキ会長の東誠三先生による「指先と心の対話」はライブ配信されました。皆様の元にも連絡があったことと思います。しばらくはアーカイブとして視聴できると思いますのでご覧下さい。
⚫︎今年の発表会はお伝えしている通り9月の初めです。昨年が12月でしたので、3ヶ月ほど早まります。
今週から数えると本番まで約9回のレッスン。
今年は発表会に演奏する(出来上がった)曲を、少なくとも100回は繰り返し練習して本番を迎えて頂こうと考えております。
7月の第2週辺りまでに発表する曲を決め、8月は繰り返し練習する中で修正をかけて本番に、という流れです。
今月末までに発表曲の目処を立てるよう相談していきましょう。
皆さん頑張りましょう!
⚫︎変化が起こるまでお手本を聴かせる環境作りについて
研究会で話し合われたことの一つにお手本の音源をよく聴く子、そして聴かせる環境を提供できない保護者が増えているという議題がありました。
加えてスマートフォンやパソコンから出る音で聴かせている方々のこと。
大したことではなく思われる方もおられるかもしれませんが、ハード面である機材の重要性は計り知れないほど子供の感覚に影響があると話し合われました。
子供には限りなく本物をという鈴木先生の考え。良いものを良い環境で聴かせ続けること、子供たちの能力はいかようにも変化できる、、そして小さな内はやはりその環境を作ってあげる親の意識です。
私の教室でもあまり聴かせていないんだろうなぁという方が見受けられます。子供には能力があるのに、それをしないがために伸び悩み、できないから興味も薄まり、、。
クラシック音楽はすべての音楽のルーツでもあり、人間の叡智が詰まったものだと個人的に思います。
心の教育もお考えでヴァイオリンを習っている皆様、是非今一度思い直し、環境の見直しをしませんか。彼らの人生に豊かな文化的財産を残してあげられます。どうかよろしくお願いします。
聴くというのはインプット作業です。コップに水を入れ続けること、そこから自然に溢れ出す時、アウトプットの時間になっている。最近はコップに水が溜まりきらないうちにアウトプットを試みようとする方が多い。時間もかかるし、その場しのぎで記憶にも残らず、能力の飛躍にも至らない。忘却曲線がすぐに現れるということです。
きっと何をやっても同じこと、そんな子供を育てるのではなく、せっかくスズキで習っているのなら徹底してやり通してみることだと思います。
まだ見えない自分の子供の能力の高さを引き出すよう関わって行きませんか、、
⚫︎合宿〜発表会にかけての斉奏曲を提示しておきます。発表会の斉奏曲は改めて提示します。
バッハの協奏曲イ短調第1楽章 (7巻)
ヘンデルの3-1 (6巻)
ヴィヴァルディの協奏曲ト短調第1楽章 (5巻)
ドッペルコンチェルト (4巻・5巻)
ヴィヴァルディの協奏曲イ短調第3楽章 (4巻)
ザイツの5-1 (4巻)
マルティーニのガヴォット(2ndを勉強した生徒は暗譜で弾けること)
「ミニヨン」よりガヴォット
ゴセックのガヴォット
など。
これらの曲以上の生徒は必ず復習し、お手本をよく聴いて音楽できる状態にしておいて下さい。復習の基本は弓使い・指使いの間違いがなく、不安なところもないことです。それからが本当の音楽を作って行ける楽しさが見える世界です。
以前やった曲だからこそできるのです。
あやしい人は必ず練習すればその基本は取り戻せます。
グループレッスンでもこの曲を中心にレッスンするので、一つずつ取り戻しておいて下さいね。
合宿に来られる山口先生も参加する生徒に会えるのを楽しみにされています。
練習の計画表を保護者の方も協力して作成し、久しぶりに家で復習できた曲の発表会をする、など工夫してみて下さい。
どうぞよろしくお願いします。