2/17 教室ノート
⚫︎今月のグループレッスンが終わりました。最近、復習曲が全くできなくなってしまう生徒を見かけることが増えました。何が原因なのでしょうか、練習不足?ただそれだけでしょうか。
様々な要因があるとも思います。SNSを始め、当然の環境となりつつあるインターネットやデジタル機器との関わり、どうなのでしょうね。なんとなくですが、記憶力・集中力・気力が失われつつあるように個人的には感じます。我々大人は置いておき、子供たちが心配です。
バイオリンは残念ながらAIやロボットで楽器本体を扱って音楽させるにはまだまだ時間がかかりそうです。そうなっても心が音楽に反映されるとは思えません。
ワンクリックで広がる世界ではない分、難しく、でもできるようになると他では得られないような喜びがあります。 基本となる扱いを踏まえ、できたことを多く繰り返しステップアップできていくこの教育法。私はあきらめずに子供達と関わろうと思っています。
子どもへの声掛けをほんの少し工夫する。反抗期だから、思春期だから、、何かのせいにして自分が変わろうという努力はしていない人。
最近の父母会は事務的なこと(合宿・発表会の実務的なことばかり)がほとんどです。できればこんな声掛けをして良い変化があった、というような建設的な保護者の会があると良いですね。
人は共感して安心したがります。うちは本当に練習しないのよ、、そうそう、、うちも。
ここから何が生まれるでしょうね、、。
グループレッスンを終えてそんなことを考えました。
⚫︎第5回保護者とのオンライン交流会
【テーマ】鈴木鎮一著 “愛に生きる”より東会長のお話し、保護者(会員)の皆様とのQ&A
【講演者】東 誠三 会長
【開催日時】2025年2月24日(月・祝) 午前10時~11時
【内容】〔最初の20分〕
・東会長より簡単な挨拶
・東会長より鈴木鎮一先生の「愛に生きる」を題材に、日々のお稽古や練習に際して、
どんなことに気をつければより良い成果が導けるのか?について会長よりお話しします。
〔後半の40分〕
・保護者(維持会員・賛助会員)の皆様より事前、またはその場で頂いた質問に東会長より回答致します。※今回の交流会の模様はマンスリースズキ3月号でご紹介予定です。
参加ご希望の方は以下ZOOMのURLより当日ネット会場にお入り下さい。
ZOOM URL
ミーティングID 836 4340 3824 パスコード 939604
〔講師プロフィール〕
公益社団法人才能教育研究会 会長 東 誠三 (特別講師会長、ピアノ科特別講師)
幼少より、スズキ・メソードの片岡ハルコ先生の下でピアノの基礎教育を受けた後、東京音楽大学付属高校から東京音楽大学へ。
1983年日本音楽コンクール優勝後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学し、J.ルヴィエ、J.Cペヌティエ氏らに師事。ポッツォーリ、モントリオールカサドシユなど、数々の国際コンクールに入賞。主要オーケストラへの客演、リサイタル活動の他、室内楽にも強い意欲を示し、東京フィル・コンサートマスター三浦章広(Vn)、N響主席チェリスト藤森亮一(Vc)と結成した「ボアヴェール・トリオ」での活動を始め、
多くのトップ・ソリストたちと共演。
現在、東京藝術大学教授、東京音楽大学特任教授、日本音楽コンクール他、国内外の
主要コンクールでの審査員を務めている。日本ショパン協会理事。
2007年より国際スズキ・メソード音楽院教授
2018年よりスズキ・メソード特別講師及び特別講師会長
2022年より公益社団法人才能教育研究会理事、2024年9月より才能教育研究会会長