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12/4 教室ノート
⚫︎今年もあとひと月となりましたね。
あっという間の一年でしたが、皆様いかがでしたか。生徒達はそれぞれに成長した一年だったと思います。日々の学校生活も頑張っている子供達、そんな中でも練習をしレッスンに通い続けること、当たり前ではありませんね。そしてお母さんお父さんも頑張りましたね、、。
あとで思うとそんな日常がいかに幸せだったのか、と思うことでしょう。
そういう意味でも一つ一つ大切に関わってあげたいですね。
さて、なぜヴァイオリンを習って練習しているのか。
小学生時代などは家でのお稽古に親が寄り添って導かなければなりません。でもそこに生じる様々な葛藤、、時に相談を受けます。「こんな関係になるために始めたわけではない」、「こんな関係になるのなら解消するために辞めようか」など。
何のために習い、練習して歩んでいるのか私も考えます。
先日の裕子先生のお別れ会の時に咲子先生のお兄様(現在は読売交響楽団コントラバスの主席奏者)が皆の前で最後にお話しして下さいました。
何のために楽器を習い、音楽をやっているのか、、。
我々は生きているという喜びを分かち合うために音楽をやっている。そして音楽ができる、わかる、感じられるという人を育て、皆で共有していく。その音楽は森にある何年も生きてきた大木のように、いつでも人を選ばずそこにあり続けてくれる。
それってものすごく幸せじゃないですか?と。
どんなに時間がかかっても諦めずに続けて努力していれば必ず音楽の救いがある、、。
という素敵なご挨拶でした。私も自分の子育てで行き詰まることばかり。でもまた新たな持ちで向かい合おうと思えました。
⚫︎毎年行なっておりました年始のご挨拶である「年賀状」、いつも頂いて一年の様子を教えて下さるお写真などは楽しみでもありました。ただここ数年、年末年始は卒業録音の検定委員、ヴァイオリン科委員などの仕事が年を跨いで行わなければならない量となってしまい、時間を取ることができそうにありません。残念ながらここで年賀状仕舞いをすることにしました。いつも頂戴していた方々、今までありがとうございました。